○第149回目、漢字等の入力を早くするには
答え=⇒タイピングを早くすればいいのです。それも間違いが少ないようなレベルになるまで努力しましょう。
といっても、疲れてきたときなど、飲んだ後など、タイピングのレベルは落ちてきますよね。誤入力もなかなかなくなりませんよね。
何とか便利な方法はないのでしょうか?
ということで私が考えて実際に行っている方法を、一例として述べてみます。
1.単語登録を活用する。
2.既に打ち込んだ文章中から同じ漢字等を持ってくる。
3.単語登録を一括で行う。
4.よく使う漢字等を再利用しやすくする。
5.誤入力しやすいものを変換する。
1.単語登録を活用する。
これはよくやっている方法ですよね。現在、単語登録数は3000語を超えるほどにまでなりました。結構、便利です。が、読みを忘れてしまったり、登録したのを忘れてしまったりしています。この点はしょうがないですよね。
ここでのポイントは、読みの設定方法です。
地球温暖化という単語があったとします。これにどのような読みをつけますか。"ちきゅうおんだんか"では、何をか言わんですよね。
採用している方法では、基本的には、読みは三文字としています。上の単語の変種として、地球寒冷化というのもありますから、二つに分けて、"ちき+お"としています。
地球寒冷化の場合は、"ちき+か"とすることができるので、似ていても読みが違うようにすることができるのです(あたまからだと、両方とも"ちきう"となってしまいます)。
接続詞及び語尾の場合は、"ん+X"としています。
"ん+し"の場合は、"しかし、"というふうになります。
"ん+あ"の場合は、"である。"というふうになります。
登録にむいているのはタイプしにくいものとなりますが、例えば、拗音のあるもの、ぱ行のもの、長音(ー)のあるもの、カタカナの単語などでしょうか。
この方法は、誰でもイメージがつきやすいと思います。
2.既に打ち込んだ文章中から同じ漢字等を持ってくる。
これは、QXマクロとなりますが、すぐ前にある文章群から、漢字等の単語を持ってきて、そのうちから選択して文章に挿入するというものです。
この場所で、マクロを動かしますと、
QXマクロ、文章群、漢字等、単語、選択、文章、挿入、
文章中、
方法、イメージ
登録、タイプ、拗音、長音、カタカナ、単語…
というような単語群が抜き出されます。
この中から選ぶというのですが、一度選んだものは別に格納しておいて、そちらからも選択できるようにしています。こちらの場合は、選択されたものは一番上に移動するという機能がついています。また、正確ではありませんが、漢字の読みに近いもので限定して表示させることもできます("あ-こ"までとか)。
長い文字列の場合はメリットとがありますが、タイプしたほうが速いのではないかと思われることが多いです。
連続処理が基本となっていますので、数パラグラフで、同じ単語が頻繁に出てくる場合は便利です(一括置換えという手もありますが)。
3.単語登録を一括で行う。
これは、1の準備作業を楽にするというものです。文中の単語を選択して読みを入れると、単語登録用の形式にしてくれるというマクロです。
単語登録用の形式とは、
こんほ 根本的 名詞
というものです(間はタブでつないでいる)。
一括して単語登録用の形式にしてしまい、ファイルに追加格納し、そのファイルを読み込んで一括で単語登録をしてしまおうというものです(IMEの辞書ツールのツールのテキストファイルからの登録)。
4.よく使う漢字等を再利用しやすくする。
これは現在、構想倒れですが、単語登録の内容を出力したものに、3.の機能で単語をどんどん登録していきます。このファイルを読みこんで、読み(の一部)を入れることによって、その読みを含む単語を表示させ、そこから選択しようというものです。例えば、"ちき"といれれば、"地球温暖化、地球、地球寒冷化など"が出てきてそこから選ぶことができます。
この機能は、単語登録をしてしまうということをやってしまえば、意味が薄れてしまうということで、現在ほとんど使っていません。
5.誤入力しやすいものを変換する。
これは既存のQXマクロで複数語一括変換マクロというのがあるので、それを利用すれば、やることは変換表を作ることだけになります。256組まで登録できるので、かなりのものと思われます。変換表は、拡張子を.TBLとするテキストファイルです。
変換表は、次の形式となります。
際m手 きわめて (間はタブ)
※eの入力がぬけてしまった。
誤入力の癖みたいのがあると思いますので、その都度変換表に追加しています。
※複数語一括変換マクロは下記のページを参照してください。
REPMULTI
複数文字列一括置換
http://www.vector.co.jp/soft/win95/writing/se107231.html
文章作成での一例
1.まず、文章を単純に入れていく
2.5.の誤入力変換マクロでタイプミスの癖を修正する
3.頻繁に出てくるような単語を文章中の単語から選択し追加していく。
4.文章をチェックして、間違いの部分を修正する。この際、タイプミスで誤入力変換マクロで対応したほうがいいものは、変換テーブルに変換文字を追加登録します。
5.文章の中で単語登録したい単語を選んで、一括して単語登録用の文字列をつくり、IMEの辞書機能で一括して単語登録する。
このようなことで文章を入力していますが、やはり、単語登録とタイピングを正確に早くするほうが一番大事な気がします。
そうはいっても、タイピングについてはあまり上達していないというのも事実です。そんな時には何かにすがりたくなるものです。

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