2010年7月10日土曜日

第151回目、複数個のコピー元をある規則性を持った場所にコピー(移植)する(その2)

○第151回目、複数個のコピー元をある規則性を持った場所にコピー(移植)する(その2)









 こんなのにはお目にかからないかと思いますが、お目にかかったときは大変ことになります。いわゆる"経過措置"というようなものです。

 支払う額を下げる必要が出てきました。
 今日からすぐに下げますというわけにはいかないので、経過措置を設けます。
 本来は20%カットします。でも現時点で制度に入っている人はカット幅を10%にします。また、いま入っている人でも、すでに15年以上いる人は、カットはしません。
 これを基に考えると、結果年度が経るにしたがって、80%のブロック、90%のブロック、100%のブロックが斜めに移行していくことになります。

Qus.あれー。三つのブロックになっているが、原理的には前のと同じじゃないでしょうか。
=⇒わかってしまいましたか。鋭いですね。ワッハッハッ…。
 三つに分けたのはカムフラージュだったのでした。
 これの眼目は、現在ある場所だけで処理を行う、形もできるだけ変えないということです。
 修正前はすべてのところに100%という数字が入っています。またよく考えると、ある以降はすべて80%が入ることになります。そこで、100%の終わったところ以降は、あらかじめ80%を入れておくのです。このような状態のところで、必要な箇所に90%を入れていけばよいことになります。
 一列目の必要なところに、90%を入れておき、それを斜めに移植していく、ということで目的のものが出来上がります。

 さて、この90%の箇所に色を付けるにはどうしたらいいでしょうか。
 まずは条件付き書式が考えられますね。
 通常の操作ではどうでしょうか?

【参考(条件付書式でのトラブル)】
http://support.microsoft.com/kb/959029/ja
Excel 2003 で Type に 8 (セル参照 (Range オブジェクト)) を指定した InputBox メソッドを実行すると、エラー メッセージ "実行時エラー '424': オブジェクトが必要です。" が表示される
現象
Microsoft Office Excel 2003 の条件付き書式を含む Excel ブックで、Type に 8 (セル参照 (Range オブジェクト)) を指定した InputBox メソッドを実行すると、次のエラー メッセージが表示されます。
実行時エラー
'424': オブジェクトが必要です。
回避策
RefEdit コントロールを使用して同じ機能を実装するように開発します。
状況
マイクロソフトでは、この問題をこの資料の対象製品として記載されているマイクロソフト製品の問題として認識しています。

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