○第163回目 QXマクロ、文章中の数値の取得
QXエディタでは、計算式を記述してその計算ができます。計算そのものはマクロと言うことになりますが、すでにどなたかが開発済みのものです。
【参照先】
http://www.vector.co.jp/vpack/filearea/win/writing/edit/qx/index_002.html
QX>この行を計算 0.62
カーソル行を計算式とみなして計算を行うマクロ (99.06.25公開 30K)
36*12345679
ここで『この行を計算マクロ』を動かすと
36*12345679=444444444
となります。
次にこの結果をもとに計算させます。
36*12345679=444444444/4
とすると次の二行のようになります。
36*12345679=444444444
44444444/4=11111111
今の計算例は余興ですが、こんな機能のマクロがあるのです。ぜひ利用してください。
今回のテーマは、このようにいろいろと計算を重ねていった後に、これまで出てきた数値を使ったもので計算したいというニーズに対応するものです。
計算式としてはめちゃくちゃですが、これまで出てきたもの使って、
12345679*4/36+444444444-11111111 という計算をしたいと思ったときに使えるマクロです。
第160回目 QXマクロ、30行上下の漢字またはカタカナ文字列を抽出
を参考にするといいですね。やってみたら簡単にできてしまいました。
非数字から数字になった。これで先頭がわかる。
数字から非数字になった。これで最後がわかる。
この数字の定義の中には、"."(ピリオド)と","(カンマ)を入れておきます。小数とカンマ入りの数字に対応するためです。
注意すべき点は、2点です。
1.カーソルのある場所に数字を挿入しましが、そこ際にはカーソルのある文字は削除しないこと。
2.四則演算子及びカッコをこのマクロの中で入力できること
こんなところでしょうか。
取得した数値にソートをかけて、並べなおしたものを表示するという機能もいいでしょうね。

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