○第27回目 計算式関係2
【ちょっとしたアイデア】
大きな表を作る場合が多い方などは、その表の終わり(行でも列でも)にカーソルを飛ばす場合、どうやっていますか。
普通はCtrl+↓ですが、新規の表の場合は止まりません。
そこで、
列の場合であれば、PageDounで大きく動かして、あとは矢印キーでセルを選択する、となります。
色々表を加工していくと、Ctrl+↓で止まるようになります。
そこで、表の下の端、右の端に計算式を埋め込むマクロを作っておき、最初にそれを動かすことによって、表の端にアンカーを打ち込むというアイデアです。
当然ながら、一回は表の範囲を指定する必要があります。
範囲を指定してから動かす
範囲の端の座標を取得する
端の座標に何も入っていない場合は、ヌルをうめこむ計算式を設定する。
(作業の途中で行なう場合、すでに必要なデータなりを入力した後だったことを考慮しています)
これはもうこれまでの応用です。
・指定範囲の座標を取得し、列記号は列番号に変換する 第22回
・計算式が入っているか。データとしてヌルが入っているか。 第26回
・ヌルを与える計算式 『=""』
やってみらたヌル式がうまくいきません。
"は特殊な記号なので、
Cells(gyo11 + i, retu19).Formula = "="""""
というように与えなければなりません。
文字としての"は、"で囲むということです。
一部を掲載しておきます。
'列レベルの設定
For i = 0 To retu19 - retu11
If Cells(gyo19, retu11 + i).Formula = "" And Cells(gyo19, retu11 + i) = "" Then
Cells(gyo19, retu11 + i).Formula = "="""""
End If
Next i
後はロジックの組み立てですのがチャレンジして見てください。
ロジックの組み立てとしては、手ごろな例題です。
表の下端・右端に、計算式として、sum関数を埋め込むのも便利かもしれません。
これは一過程余計に必要。第26回参照

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