2007年8月12日日曜日

第31回目 マクロは何を使って作るのか

○第31回目 マクロは何を使って作るのか

 エクセルのマクロだから、エクセルを開いてVBAのモジュールに書き込んでいきデバックなどをして作るのではないでしょうか。それ以外に何があるのでしょうか。
 一見そのとおりですが、この方法だと、プログラム(マクロ)作成の効率が悪いのです。
 つまり、編集機能がかなり低いのです。
 通常は、テキストエディタでつかって作成し、モジュールに貼り付ける、デバックをするという手法の繰り返しをとるのではないでしょうか。
 それも編集機能がプログラム作成に優れているエディタで、となります。

 ワードでも十分なのでは?
 どうでしょうか。ワードの機能を100%知らないので、確定は出来ませんが、ワードを操作している経験では、プログラム作成には編集機能が弱い、又、遅い。
 プログラムでは文字の修飾とかはまったく不要となりますので、単純にテキストエディタで十分ということなのです。(メモもテキストエディタですが機能が低い)
 
 プログラム作成には強力な編集機能がついているテキストエディタが必要なのです。
 重要な点はマクロが使えるエディタかということです。ワードはそこまで突き詰めていませんので、ワードでもいいのではないかということに対する答えには確証はありません。しかし、そのためにワードの勉強をしようという気は起きません。

 ということで次のホームページを見てください。
 http://www.vector.co.jp/vpack/filearea/win/writing/edit/
 QXエディタ QXエディタ(116)
 秀丸エディタ 秀丸エディタ(215)
 とあります。
 さすが秀丸エディタですね。関連マクロ等で215もあります。
 内容はクリックしてみてください。
 ほとんどは、エディタに対する付加機能とフリーマクロです。

 それはさておき、筆者が使っているのは、QXエディタ※のほうです。
 クリップボード関係のフリーソフトでQTCLIPというのがありますが、それを使っていました。
 ※QXエディタ…シェアウエア(3,255円)
  QXエディタ作者のホームページ…http://0ban.com/araken/
                 http://0ban.com/araken/qxw.htm
  
 【まずはワードの代用で】
 ワードでは動きが遅くまた使い勝手が悪かったので、テキストエディタを探して何回か目に、このQTCLIPの親分格のQXエディタを使うようになりました。そのとき、気にいった機能が"部分印刷"でした。
 (秀丸はとっつきが悪くてやめてしまいました。)
 (※"とっつきがいい、悪い"とは、こちらの常識的な操作で思ったことができるかということです。極めて短期的な主観的な判断です)

《QXエディタの基本機能で特筆すべきもの》
  ・タブ形式のテキストエディタ
  ・短縮入力という長めの登録文字群の一覧表示からの文書への入力
  ・見出しの設定と見出し一覧の作成。指定した見出しへのジャンプ
  ・複数の書式設定が可能
  ・複数の印刷書式が保存可能
  ・部分印刷が可能
  ・インデントが可能
  ・ルビの設定が可能
  ・箱型のコピー、削除
  ・最近使ったテキスト一覧(60個)からの読み込み
  ・IMEへの単語登録
  ・基本操作のショートカット機能設定が可能
  ・マクロが可能

 ※QXエディタ…シェアウエア(3,255円)とありますが、次のホームページも必見です。安く手に入りそうです。立ち読みして確認してください。
 =⇒失礼いたしました。バージョン6.3は旧のものでした。最新はバージョン6.9です。
   他の情報量とあわせていただき、まあよしとしてください。
   
http://takuki.com/edit.htmlより転載。
書 名:『ワードを捨ててエディタを使おう 第2版』
   著 者:鐸木能光
   版 型:A5版単行本 CD-ROM付き
   価 格:2,200円
付属CD-ROM
 正規ライセンス付きQXエディタ(バージョン6.3)、厳選フリーエディタ3本。「エクスプローラ拡張メニュー」など、お勧めユーティリティソフト群。……など、お宝満載の内容。

※鐸木能光…この方の情報(本を含めて)には大変感謝しています。パソコン環境のソフト面の快適さ追求には必須の情報です。
 参考文献…パソコンは買ったまま使うな! -フリーソフトで作る快適環境-

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