○第32回目 マクロを何を使って作るのか(その2;テキストエディタ)
【次にエディタでの文書作成効率を目指して】
次に、このエディタで使えるフリーマクロを取り込み、文書作成の効率化を図りました。基本機能を使いこなして、同じく効率化を図りました。
また、ショートカットキーの設定が広く出来るので、よく使う機能をショートカットに設定しました。
《フリーソフトから》
・トグルキーモード 「小指思い出」=⇒あらたなショートカットルートの開拓
・連番自動入力マクロ。
・計算式の計算
・複数文字列一括置換マクロ
・括弧入力マクロ
・改行取り取れたぬ君の実行
・テキスト高速ソートマクロ
・見出し一覧をファイル出力するマクロ
・印刷マクロ。複数の印刷書式を簡単に選択
・カーソル上の単語で google 検索
・エクスプローラの起動
ここで突然ですが、エクセルマクロの管理について
【エクセルマクロの管理】
エクセルのマクロの管理方法です。どのように管理していますか。
数が少ないとたいしたことはないのですが、多くなってきますとうまく管理しておかなければなりません。
また、マクロを開発している時、修正している時はどのようにしたらいいのでしょうか。状況によりますので答えはないので、各自で工夫ということになりますが、一つの指針として思ってください。
1.マクロは、一つのエクセルファイルに集中させます。マクロ以外のデータをいれずに、できるだけ軽くしておいてください。
2.したがって、マクロを動かす時は、必ずそのファイルも開いておきます。
3.マクロ開発、改修の時はそのファイルのまっさらなモジュールにて行ないます(全文対象が効くためコピーに便利)。プログラム名にはa11とか付加し、マクロを実行させるときに一番上に来るようにします。
4.マクロの作成はQXエディタで行い、それをモジュールに貼り付けてテストをしたり、QXエディタに貼り付けなおしてマクロを修正したりしします。
5.完成後も、コメントなどを補完する必要がありますので、それもQXエディタで行います。
6.バックアップします。そのためモジュールのエクスポートをまめに行ないます。
7.エクスポートされたモジュールはテキストエディタで開けるので、QXエディタのマクロにより、エクスポートファイルを統合したテキストファイルをつくります(現時点で五千九百行となっています)。QXエディタで、Subを見出しに設定し、見出し一覧でプログラムだけの目次を作り、そこから具体的なマクロを参照できます。
※ということで、マクロの作成、モジュールのエクスポート、QXエディタのマクロでの統合、見出し一覧から参照し活用する、ということがQXエディタとエクセルの間で一連で出来てしまうので、管理がらくだと思っています。
※統合したファイルは、新しくマクロを作る場合、原型となるマクロを探したり、コマンドの使用例をさがしたりして、活用しています。また、見出し一覧をプリントしてドキュメント化をしています。
※基本的なコマンドを抜き出して辞書(普通のテキストファイル)を作ります。QXエディタでは補助入力機能がありますので、その辞書に設定し、マクロの作成に活用します。(フリーソフトでソートのマクロがありますので、それでソートをしています。文言の保管形式は、『見出し"tab"貼り付ける内容』という形式なので、グループ化が可能です)
つづきです。
《既存のショートカット機能で検索関係》
・ F2 マークの検索(下へ)
・ Shift + F2 マークの検索(上へ)
・ Ctrl + F2 マークの設定・解除
・ Ctrl + F4 見出し行の検索(下へ)
・ Ctrl + Shift + F4 見出し行の検索(上へ)
《新たにショートカットに設定した機能》
・ Ctrl+ b 一行コピー
・ Ctrl+ t 一行削除
・ Ctrl+ BackSpace カーソルのある文字以降の文字(一行)を削除
・ Ctrl+k マーク一覧表
・ Ctrl+ m 見出し一覧表
・ Ctrl+ i 日付の貼り付け
・ Ctrl+j カーソルのある行に記載(フルパス)されているファイルにジャンプ
・ Ctrl+ er 右寄せ
・ Ctrl+ em 中寄せ
【とうとうQXエディタのマクロに】
更なる文書作成の効率化と、エクセルマクロ作成の効率化のために、QXでのマクロを自作するようになりました。
作って3回ほどしか使わないものもありますが、それは勉強として考えれば無駄なことではありません。そんなこんなで作ったマクロを数えてみると30ほどになります。
実例を含めてその中からご紹介します。
(筆者は仕事においては、文書作成はすべて(100%)QXエディタで行なっています。文書系が中心なので、図形が不要なぶんだけ、ワードが不要となっていることもおおきいでしょう。視覚的なアピールが必要な資料については、エクセル、ワード、パワポで作成することとなると思います。それにしても、かなりの範囲のものをワードではなく、このQXエディタで作成するということです)
マクロの起動は、原則的に『トグルキーモード「小指思い出」』で2タッチでできるようにしています。
マクロの紹介は次回とします。
2007年8月13日月曜日
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