第2回目 始まり及び終了そして簡単な例
進め方はいろいろあるが、自分のやり方で。
まずは、一からではなく、必要なところからという考え方でいきます。
まずはどうするんですか? という疑問に対して、
開始の仕方、終了の仕方をまず覚えてください、ということです。
エクセルの世界から、そのマクロの世界へはどういったらいいのか、そして、エクセルの世界へ戻るにはどうしたいいのか、からはじめます。
あなたはエクセルのシートを開いています。まずはここからです。
Alt+F11を押してください。何かが起こるはずです。 この場合、Alt+F11は、Altキーを押しながらF1キー(キーボード最上部のファンクションキーF11のこと)を押すことを意味します。
いわゆる、同時押しというやつです。 (私は、キーボード派なので、できるだけマウスは使いません) さらに、Alt、i、mを押してください。この記述では、順番に押すことを意味します。 すると、標準モジュールが追加され、その下にModule1が作られます。 マクロは、このModuleに記載するのです。(番号は連番で作られます)
これからエクセルに戻るには、Alt+F11をおします。または、Alt+F4。
そして、通常の通りエクセルを終了させます。
これで、始まりと終わりは終了です。簡単です。が、ものたりません。
次に、閉じたこのエクセルブックを開いてみましょう。
すると、前とは違います。
マクロを有効にするかどうか聞いてきます。そんなものは作ったことはないと思ってもしようがありません。モジュールのシートを作っているので、メッセージがでます。
有効を選択してください。(XP以下の場合。ビスタの場合は、ツールバーにひっそりと出ます)
ああ、よかった。通常のシートが出てきます。
本格的な、始まりと終わりはこんなもんです。
これを、2,3回繰り返してみてください。(モジュールを作るのは最初だけでいいです) これで始まりと終わりは完璧です。
これだけでは、社会人には面白くないので、プラスワン。
これをモジュールに貼り付けてください。
Sub test01()'文字の表示
MsgBox ("初めてのマクロです。是非マスターしたいです")
end sub
エクセルを出し、 Alt+F11 画面が変わったら、Module1をクリックして、はりつけてく
ださい。
モジュールの表示が見つからなければ、左端のウィンドウの下のほうにあります。下にスクロールしてみてください。
そして、Alt+F11を押し、エクセルに戻す。
今度は、実行なのでAlt+F8を押し、TABで下に移動し、test01にあわせエンターキーを押す、とメッセージ「初めてのマクロです。是非マスターしたいです」がでます。
エンターキーを押すと終了です。
以上が、簡単なマクロの作成とその実行です。
昔、プログラムの勉強をしていたとき、そのプログラム言語の特徴をつかまえるのに、例となるプログラムを組んでどんなものか試してみました。
それは、ある整数値を与えたとき、1からその数までの和を求めるというものでした。
マクロでは、次のように記述します。
Sub test02()
'入力された数値までの和。10の場合は、10*(10+1)/2=55です。
j = InputBox("整数値を入れてください。例えば ", , 10)
k = 0
For i = 1 to j 'j回、forからnextまでを繰り返します。
k = k + i
Next i
MsgBox ("1から" & Str(j) & " までの答えは " & Str(k) & " です")End Sub
今回は、ここまで。

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