2007年6月13日水曜日

○第3回目 マクロの解説及び補足

 前回の内容に関係する画面については、次のホームページをご覧ください。http://members.at.infoseek.co.jp/t_shun/My_Page/Excel-VBA/vba_menu.htm VBAの編集画面
※いつも参照しているページです。独学には、ちょっと厳しいですがある程度のレベルに達すれば、これで独学できます。
 それはさておき…。 まずは解説です。  ポイント1 処理内容を画面に出力する。 MsgBox ("初めてのマクロです。是非マスターしたいです")  を使います。
マクロをテストする際に、この命令を使って、途中結果を確認するときも使えます。 内容を結合することも出来ます。
 YY=2007
 MM=6
  DD=13
MsgBox ("今日は" & str(YY) & "年" & str(MM)" & "月" _
& str(MM) & "日です" ) 
Sub と End Sub の間に入れて実行してみてください。
  ※str()は数字を文字に変換する関数です。

 ポイント2 キーボードから入力をする。
j = InputBox("整数値を入れてください。例えば  ", , 10)
 ※( )内の'10'はデフォルト値となります。何も変更しない時は便利です。

 ポイント3 与えられた回数だけ処理を繰り返す。
For i = 1  To  j  'j回、forからnextまでを繰り返します。
【処理】
Next  i
 このfor next分はよく使います。 先の例題では、1からその数までを加算するという処理をしています。
 《他の例》
For m = 0 To 80
Cells(lr20 + m, lc42) = ""
Cells(lr20 + m, lc42 + 1) = ""
Cells(lr20 + m, lc42 + 10) = ""
Cells(lr20 + m, lc42 + 11) = ""
Next m
=⇒セルの内容を、ヌルで置き換えている。=クリアしている。

For m = 0 To 20
  MsgBox (str(m) & "番目の値は" & str(data(m)) & "です")
  Next m
=⇒配列定義をしているdataのm番目の値を表示する。エンターキーを押すと次にいく。

※これ以外で重要なものは、if文です。これだけでだいたいのマクロについて、大筋の構文が構築できます。
※普通のプログラムでは、まっず最初に変数の定義が必要となりますが、VBAでは、特別なものを除き、必要がありません。本式になると変数の定義は必須となるのですが、初級レベルでは、厳密性よりも、持続性を考えてやりやすさを求めたほうがいいと思います。

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